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2016-06-02 13:08:00

男子生徒5人がオムライスを食べにやってきました。

秋田県大館市立比内中学の3年生で、修学旅行だそうです。中学、高校とも京都や奈良の寺社を回った我々「東京勢」は、見学コースの多様性に驚かされますが、早稲田大学にも山ほどの「歴史」があるので、大いに勉強になることと思います。

 

私の両親が能代市出身だったので「秋田」と聞くと嬉しく、グループの中にいた、いかにも雪国秋田らしい色白の少年の姿も好ましく思えました。

歓迎の意を込めて、店内に早稲田の校歌や応援歌を流しましたが、彼らはまだ聴き馴染んでいなかったかもしれません。

母の母校である女学校が統合された能代商業高校は、2011年夏の甲子園では、スター選手がいなかったにもかかわらず、三回戦まで進出。保坂投手はじめ選手たちは秋田県勢として本当に良く頑張ったよね。

 

この日は、以前,HPに書いた「凄い妹」のお兄さんもやってきてくれました。

今年の入学式の日(法学部)、彼の妹さんがお母さんと一緒に来店したのですが、その落ち着いた態度、ていねいな言葉遣いに、私がすっかり感心してしまった、 その子のお兄さんでした。彼は、入学試験の日、一人でやってきたのですが、とても好感度が高かったそうで、家内が、きっとその男子がお兄ちゃんだよと言っ ていたとおりでした。しっかりした妹さんは小学校六年生だということで、とても楽しみなご兄妹です。

 

店内に早稲田の校歌・応援歌が流れていたこの日、当店と深いつながりがある応援部チアリーダーのおー人が、そのお母さんと見えて、とても楽しい一日になりました。

 

OBと思われる男性が、一緒に見えた女性に「4年間、六大学野球の優勝がなかった」と話していたので、私は思わず「自分たちもそうだったんですよ。しかも入学前年の秋と卒業直後の春 に優勝した『前後賞』なんです」と言うと、83年の卒業で10年後輩にあたるその男性もまったく同じパターンで、そんな「不運」は自分たちだけかと思っ ていたので驚きました。その日は三重県の稲門会の集まりでやってきたとのことでした。

 

春の早慶戦があった土曜日、客席から「早稲田は五位だから・・・」という会話が聞こえてきた。

女子7名の若々しいグループは、大学生には見えなかったので熱心な早稲田ファンなのかと聞いてみると、早稲田学院本城高の2年生でした。

彼女たちは「集合写真」を撮ってから、オムライスを食べ始めた途端、「やばい!」と言うと、それまで雀の合唱団のようだった席が急に静まりかえってしまいました。2年後に、大学生としてやって来たときには、是非「大盛り」でどうぞ!。

 

早慶戦も終わり6月がやってきました。

今シーズンは冴えなかった早慶両チームでしたが、秋には神宮球場は熱い応援で盛り上がっていることでしょう。

 

 


2016-05-26 17:42:00

「ミルクをのみましょう」というタイトルの、「ミルク給食のしおり」が出てきました。

 

世田谷区教育委員会が作成したもので、昭和34年4月時点の健康データが載っていることから、その翌年か翌翌年、私が11歳頃の物と思われます。

 

実家が戸建てであったために収納スぺースに恵まれていたのと、母が、私のこども時代のものを大切に取っておいてくれていたため、ほかにも懐かしいものがまだいろいろと出てくると思います。我が「歴史遺産」です。

 

「しおり」は、タテが約15センチ、ヨコ30センチ余りで、コーヒー色の表紙で、三つ折りの両面には文字や写真、図表などを使って「ミルク」の優れた栄養が実にていねいに説明されています。当時の世相や学校給食の一端、こどもの健康状態を知ることができる、けっこう貴重な資料ではないかと思います。ここで言うミルクとは脱脂粉乳ミルクのことです。

 

脱脂粉乳とは牛乳からクリームを分離した残りの脱脂乳を凝縮して、乾燥粉末にしたもので、これを液体乳にしたものは、たんぱく質や乳糖、カルシウム、ビタミンB2などが生牛乳よりも豊富だと、そこに書かれています。

 

給食当番は、なかなか楽しいものでした。

少し早く授業を抜け出せるのもうれしく、それぞれが頭に白い三角巾を被って、小さなエプロンをつけて調理室に向かうと、モワっとした温かな空気が漂ってきます。カレーの日やうどんの日にはすぐにわかります。

 

私が給食で好きだったのは定番のヤキソバ、カレーライス、ウドン、ワンタン、ネットによれば「ソフトめん」と言っていたらしいスパゲティなどで、おかわりができるとうれしかったものだ。クジラ肉のカツや竜田揚げも美味しくて大好きだった。 揚げパンも「主役」のように美味しかったが、後の人気メニューのハンバーグはまだ登場していなかった。なにしろ、昭和44年に入学した早稲田大学学食の定食ハンバーグは、型押しで作られたソーセージのようだったのだから、「マクドナルド」の日本上陸が衝撃だったはずです。

 

一方、学校給食で、不動の不人気N0.1は脱脂粉乳ミルクでした。

「ミルク」とはいうものの、「牛乳」とは別物の独特の匂いと味がして、まるで罰ゲームのようでした。「しおり」には、50~60度の温度だとおいしく飲めるとあります。不味いから最後に飲むと冷めていて最悪で、多くのこどもが初じめに「片付ける」ようになった。バターを加えたり、コーヒー味にしたりと、給食室のおばさんやお姉さんも工夫をしてくれて、少しずつ飲みやすくなったように思いました。

 

当時、美味しくて大好きだった「雪印スキムミルク」も脱脂粉乳だというのですが、その味の差は雲泥どころではありませんでした。戦後間もない当時、脱脂粉乳は、飼料にもならない大量の物資の処理に困ったアメリカから押し付けられたと言われていましたが、「善意の押しつけ」だったのか・・・。

 

「しおり」の写真には、あのころ調理場で見かけたミルクのミキシング器具や温める大きな二重釜、教室まで運ぶポット、金属製のお椀が載っていました。

 

「ミルク」を教室まで運んだ容器は、カレ-やうどんを入れた把手のついた大きな容器であったのか、「しおり」の写真のようなポットであったのか・・・脱脂粉乳のムッとする独特の匂いは、給食調理室の湯気や食べ物の入り混じった匂いとともに、今でも我々世代の記憶に残っています。

 

いま、「3つのオレンジへの恋」では、多くのお客様に「美味しそうな匂い!」と言われ、「美味しい!」{おいしかったね」と、問わず語りに聞こえてきます。

 

それにしても 、都教育委員会の教育長や委員を任命する立場の「舛添君」は一体!

桂歌丸さんにひとこと言ってもらいたい。

「坊や、あんな大人には・・・」

 

 


2016-05-19 14:05:00

私がこれまでに見たメイキング映像や特典映像で特によかったと思うのは、「アラビアのロ レンス」「ドクトルジバゴ」「空軍大戦略」「史上最大の作戦」「南太平洋」など、やはり大作で、自身の感動度合いにも比例しています。

 

これらの作品はすべて「本物」の迫力ですが(「南太平洋」の「バリハイ」の印象的なシーンは合成)、「ベン・ハー」など、昔の大作映画の製作は、セットやエキストラにお金もかかって、本当に大変なことであったと思います。

 

「空軍大戦略」は第2次大戦の 「英国の戦い」で、イギリスのスピットファイヤーやドイツのメッサ―シュミットなど、本物の戦闘機や爆撃機が多数登場するので、第二次大戦中の航空機ファンにはたまりません。そのメイキング映像では、CGではない本物の航空機による空中戦の場面などの撮影秘話を知り、感激追体験ができます。マニアには少しでもあの機影が映っていれば、それだけでも嬉しいのです。

 

当時の多くの子どもたちがそうであったように、私も小学生のときには 日本や欧米の戦闘機や軍艦のプラモデルをたくさん作りましたが、中でもスピットファイヤーとメッサーシュミットの姿・形状はゼロ戦と並んで美しくて傑出していました。メッサ―がスピットファイヤーに似ているのは、ドイツ側が設計図を盗んだからだといわれているようですが・・・。

 

私はこの作品の上映当時、映画館に足を運びませんでした。

ミニチュア模型で戦闘機や軍艦を再現した円谷英二監督の技量には敬意を表していますが、「空軍大戦略」は、「東宝」のお家芸のような「外国製の特撮物」かと思ったからで、「空軍大戦略」というタイトルも、当時の洋画に類似のタイトルがいっぱいあった戦争アクションモノを連想させて気を惹か なかったのです。邦画タイトルの悪い一例で、素直に「バトル オブ ブリテン」でよかったと思うのです。

 

その後、「本物の航空機による空中戦」だとうたっているビデオのパッケージを見てありがたい思いで購入、さらに「ワイド画面版」があったのでこれも購入。アップ気味で見れる通常版と、画像が小さくなるが全体が見れるワイド版のどちらで見ようかというジレンマを味わいました。

 

やがてDVDの時代になり、さすがに購入すべきか迷いましたが、特典映像のついた限定版(2枚組)まで登場。当然安くはなく様子を見ることにしました。漸く半額セールに なったときには、先に買われてしまったらとハラハラしましたが、「無事」買うことができホッと。

 

サントラ盤CDも買って、「空軍大戦略」の「フルセット」がそろった感で、いまはもっぱらDVDですが、この「メイキング」は「本編」とともにプロペラ機好きには こたえられない一品なのです。サントラ盤やDVDには、使用されなかったもう一つの演奏も収録されていますが、印象効果がまったく違ってよくありませんでした。

 

ノルマンディー上陸作戦を描いた「史上最大の作戦」も我々男子世代には人気があり、繰り返し見た映画です。原題「ザ・ロンゲスト・デイ」・・・こちらは邦画タイトルの見事な勝利です。

本来モノクロ作品なのですが、後にカラーライズ化されたビデオ(上下2巻)を店頭で見つけたときには喜んで購入してしまいました。、ワイド版でないのが残念でしたが、色彩付きで見るとずいぶん見やすいものです。

 

「史上最大の作戦」は、同時期に製作したエリザベス・テイラー主演の「クレオパトラ」とともに、当時、二十世紀フォックス社が社運をかけたと言われた、オールスターキャストの超大作ですが、3時間の長帳場をダレさせることもなくよくできていて、戦争映画の一つの完成形だと思いました。私はこの原作本を読みましたが、この膨大な物量大作戦を文字通り再現して映画化しようとは、なんと空恐ろしいことかとも。

 

しかしその後、「プライベートライアン」で描かれた「上陸作戦」の過酷な戦闘シーンは、それまでの戦争映画の戦闘シーンを「戦争ごっこ」に見せてしまうほどのリアルさがありました。

 

「あのシーンをもう一度」というコーナーで、映画館でないと味わえなかったサウンドトラックの音声を聞きくことができた、ラジオ番組がありました。

「映画音楽ベストテン」という番組名だったでしょうか。「クワイ河マーチ」と並ぶ名曲、ミッチ・ミラー合唱団の勇壮な「史上最大の作戦マーチ」は長い間トップの地位にありました。インストゥルメント版の放送では、レコードにはないサウンドトラックの音声が入っていてゾクゾクしました・・・合唱コーラス版も、どちらも素晴らしい演奏でした。最近は映画から名曲がまったくといっていいほど誕生していないことは寂しいことです。

 

映画音楽といえば、「アラビアのロレンス」と「ドクトルジバゴ」におけるモーリス・ジャールの名曲。巨匠デビッド・リーン監督のロマンシズム溢れる雄大な砂漠の光景や、凍てつくロシアの冬の情景を見事に謳いあげていた。

もしもリーン監督が、当時、まだ新進の作曲家だったジャールに出会っていなければ、この二作の印象は全く違ったものになったことでしょう。モーリス・ジャールは大変な難産の末にこの名曲を作り上げたそうで、そのおかげで曲と一体となった映像の感動に浸ることができたのでした。

 

かつて「題名のない音楽会」で、黛敏郎さんが、パリの音楽院で同窓だったゲストのジャールさんと親しく語り合い、自らこれらの曲を指揮した夢のような30分もありました。

 

昨年、是枝裕和監督のご指導で実現した「エンパクこども映画教室」の素晴らしい本編とメイキング映像については、「オレンジ家の身内」ならではの「面白さ特典」を味わっており、あらためてふれさせていただければと思っています。

 

(リンクしているブログ「オムライス屋さんのお話し」~2011・7・29「永遠の映画音楽」にも関連のお話が出ています)

 

 


2016-05-10 16:43:00

いよいよGWも終わりました。

今度の日曜日(15日)は特別に営業いたしますので、試験の皆様、どうぞご利用ください。

 

「カセットラジカセ」と「バイク」と「喫茶店」。

まったく関連のないこの3つの人気が、最近復活しているそうです。

 

カセットテープ式ラジカセとは、アナログ人間の私ですら、にわかには信じがたいのですが、使用するカセットテープの売れ行きまで伸びているというのですから本当のようです。CDショップのコーナーに、演歌のカセットテープが置かれているのを目にはしていましたが、昔の売れ残りを細々と売っているのだろうくらいに思っていました。

 

復活の理由はカラオケ教室にあるようで、簡単な録音操作や曲の頭出し、繰り返しなどが手軽にできるのが見直されているそうです。 私たち団塊の世代が懐かしんで、ネットを通じてラジカセ人気が復活していったともいわれています。

 

バイクも、定年を迎えたがまだ体力のある連中が楽しんでいるようで、こちらもいっとき落ち込んだ売れ行きが急回復したようです。

ウエイトレスのいる、むかしながらの喫茶店。さらに「歌声喫茶」の人気も。

 

「カープ女子」に、まさかの「大相撲人気」の女子ファン。一度消えたレコードプレイヤーも復活し、温もりのある音が喜ばれているとか。

 

アナログ感覚で、手作り感が一杯の「3つのオレンジへの恋」も・・・。

 


2016-05-02 13:35:00

申し訳ありませんが、GWの連休中、4月29日から5月8日まで、お休みさせていただきます。

 

先日、お馴染の文学部のI教授が、男女の学生を連れて久々にお見えになりました。ご一緒だった男子学生は「3つのオレンジへの恋」のことを全く知らなかったそうです。

 

最近は「マイルストーン」を手にした新入生がやって来るのも、もう当たり前の光景になり、見て、食べて、とても喜んでもらっています。

口コミでも広がっていると思うので、私はI教授とその男子学生に、「3つのオレンジへの恋」に来たことのない学生は「モグリ」ですよと言いました。わたしのころ、「モグリ」「モグリ学生」という言葉は当たり前のように使われていましたが、最近はどうなのでしょうか。

 

「3つのオレンジへの恋」を知らないなんて!。

 

「モグリ」ではない学生さんは、早稲田一(!)美味しい(と言っていただいている)

あの「オム」を食べに、休み明けには是非またお越しください。

 

「3つのオレンジへの恋」は5月9日(月)から営業いたします。