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2015-08-22 19:29:00

いよいよ24日(月)より

「3つのオレンジへの恋」を営業いたします。

お休み中に足をお運びいただいた皆様には

申し訳ありませんでしたが

あらためてよろしくお願い申し上げます。

 

先日、早稲田小劇場どらま館にて落語を楽しむことができました。

大学側のご厚意によるもので、近隣のひとが招かれました。

出演は落語協会会長をつとめる柳亭市馬師匠と、二つ目の柳谷禄太さんで、まず禄太さんが二席。

花緑師匠門下の禄太さんの、生きのいい芸は勢いがあって、これからが大いに楽しみです。

 

仲入り後、市馬師匠の名人芸は「らくだ」でした。

登場した師匠は長身でいぶし銀の風格、俳優のように味わいのある風貌、スケールの大きな語り口に深さがありました。

師匠によれば、高座と客席が近く、マイクを通さずにできるどらま館は、昔、街のあちこちにあったという寄席に似ているそうです。

 

演目は、気の弱い屑屋が酒を飲むほどに豹変して凄みをましてゆく「らくだ」という長尺。

師匠は最後までゆるむところなく、一気に聞かせてしまいました。

さすが名人、会長です。

 

師匠については、私はまことに失礼ながら、辛うじてテレビで、落語協会会長というお立場でのお顔を拝見したことがあるだけでした。

「笑点」など、ついテレビで売れっ子の落語家をありがたがるが、この日は現存の名人芸に接することが出来、本当に良かったと思いました。

主催された大学に感謝です。

 

早稲田演劇発祥の地「早稲田小劇場」 と同名の劇団は、1966年に現在の地に世界的な演出家である鈴木忠志さんや劇作家別役実さん(ともに政経学部)らによって設立されたそうです。

その後、紆余曲折があり、「早稲田小劇場どらま館」は耐震上の理由で2012年2月に取り壊されました。

 

6~7年前だったか、ある日、「3つのオレンジへの恋」に俳優の柄本明さんがひょっこり顔を見せました。

「早稲田小劇場」を探していたのですが、「小劇場」はもうありませんよと告げると、ガッカリしたように去ってゆきました。

私は演劇には疎かったのでわからなかったのですが、柄本さんが見えたとき、「早稲田小劇場」は民間貸劇場「早稲田銅鑼魔館」と、かたちを変えてまだ残っていたようで、あのとき柄本さんが気付いてくれていたらよかったのですが・・・。

 

その「早稲田小劇場」には井伏鱒二や吉本隆明も顔を見せていたといいます。鎌田薫総長も学生時代には演劇をやっていたそうで、そう言われれば確かに端正な役者顔です。

 

今年の春に再建された「早稲田小劇場」とともに、懐かしがられるのが「茶房」です。

私は学生時代に、昼間一度しか行っていませんが、きっと夜には文人や役者、演劇人がたむろしたことでしょう。

観世栄夫もよく飲んでいたといいます。

観世さんについては、私もサラリーマン時代に、神田神保町の古びた飲み屋、たしか「兵六」でお見かけした。

テーブル席の向こう側で、テレビや映画で見かけた、お馴染のぎょろりとした目でした・・・。

 

あなたの「3つのオレンジへの恋」は 24日(月)より営業 ですよ。