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2011-11-02 16:00:00

 

TBS開局60周年記念という、ドラマ「南極物語」。

テレビドラマを見ることがなくなったわたしも、久々に見ています。

 

私が小学生のころ、小学館の「おもしろ漫画文庫」で、

日本の南極観測の先駆者「白瀬中尉物語」を読み、極地探検の夢が膨らみました。

私は、マンガの白瀬中尉の真似をして、冬でも薄着を続けていた。

そのせいか、あまり風邪をひかない。

 

そして、小学校では捕鯨船の活動を描いた映画が上映された。

最初はモノクロだった。

次の年にはカラー映像になった。

 

捕鯨船の船首に襲いかかり、飲み込み、砕け散る暴風圏の荒波。

南氷洋。極寒の気象の厳しさと、白い世界の美しさ。

 

いまは難しい時代になってしまったが、

捕鯨母船に引き上げられ、さばかれるシロナガスクジラ、マッコウクジラの巨体。

残酷な気もしたが、そのすべてを利用できる、鯨資源の貴重さ、重要さを知りました。

学校給食で出された鯨のカツや竜田揚げの美味しかったこと。

 

その記録映画に登場していた、「マルは」のマークがついたヘリコプター。

丸い風防と長い尾がトンボを連想させる、そのヘリコプターが、

大きな回転音をあげて校庭に飛来した。

先生も生徒も、回転翼による強い風と砂ぼこりを浴びました。

クラスに戻ってみんなで、その絵を描いた。

自分で気に入っていた、ヘリコプターの回転翼の表現は、先生にほめてもらえず、ガッカリ。

 

あの時代、オレンジ色の船体の南極観測船「宗谷」は、未知の大陸、南極の地とともに

こどもにとって憧れと、希望の星でした。

「宗谷」の名前の前にはつねに「南極観測船」という文字。

たとえば「戦艦」というような、「宗谷」がほかとは違う、特別な船であることを思い起こさせてくれるのでした。

 

 

敗戦でうちひしがれていた日本に、勇気と希望を与えようと、挑んだという南極観測。

戦勝国側からは、到達不能の過酷な地での南極観測を許され、

中古船を改造した「宗谷」で、困難に立ち向かったひとびと。

その「宗谷」は、極地航海には決して万全な船ではなかった。

南極行きは、戦地に赴くくような悲壮感を伴ったこともわかった。

 

後に、歌が作られたタロー、ジローの樺太犬の感動的な運命。

その頃には知らなかったことが多く、あらためて追体験しています。

番組の中に出てくるこどもたち、あれは、わたしたちがいた時代。

 

前回の番組では、ブリザードや猛烈な強風により、無線機器が故障。

祈るような気持ちで回復を願ったことでしょう。

 

そして「宗谷」と同様に、耳に馴染んでいた「昭和基地」誕生の様子。

昭和の名がつく施設は多いが、これほど美しく映える名を、ほかに知りません。

 

テンポのよい番組の流れ。

わたしがHPやブログで描いているのは、この時代のことが多いのですから、

なおさら胸が熱くなります。

 

主題歌は、あの、中島みゆきさんだ。

こころの震えに拍車がかかる。

 

当店では、お客様と交換ノートで「交信中」。

「オレンジ基地」からは、HPやブログで情報を発信し続けています。

 

もうじき、「紅白歌合戦」の季節。

南極越冬隊や観測船から、白組にあてて電報が入るのが恒例でした。

「南氷洋の氷は白かった(白勝った)」。

 

当店は言いたい。

「宗谷」は希望のオレンジ色だった!。

 

「3つのオレンジへの恋」は、まだがんばれそうだ。

 

いよいよ明日から早稲田祭。

 

 

(お知らせ)

 ことしの早稲田祭では、学生サークル「マッチワーク」が

10号館2階203号室のコーナーで 「南門通り商店会」のコーナーを出すそうです。

 

当店、想い出の「交換ノート」も何冊か、出品展示される予定です。どうぞ、お運びください。