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2013-09-24 13:41:00

 

長かった大学の夏休みもようやく終わりを迎え、

「3つのオレンジへの恋」もきょうからまた営業いたします。

 

大学の會津八一記念館で7月からひと夏のあいだ開催されていた

「青いやきもの」展が先週で終わりました。

 

またもや終了間際、駆け足で一目だけ見ることができました。

絵画とも彫刻とも異なる、青や鶯色、白の上品な色合い、味わい、様式美は見ていて

飽きることがないように思いました。

 

一級品のもつ見事さは素人目にもわかりました。

もうかなり昔のことになりますが、

「しっとりとした重み、白や青の色が美しい陶器が好きで、見ていて心が落ち着くの」、

そう話していたひとに「フーン」と云っていた私は、いまになってその意味がわかりました。

 

「3つのオレンジへの恋」のオムライスは、食すれば目の前から消えてなくなります。

食品の運命(さだめ)で、姿かたちがのこることはありません。

せめて同時代を過ごした学生のみなさんの心の中で、

「あんな夢のようなオムライス、ほかになかったよね」と、語り継がれたいものです。

 

「3つのオレンジへの恋」のオムライス。

楽譜から再現し、構築された瞬間に消えてゆく音楽演奏のように

心のなかにしか残らないささやかな「芸術」。