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2013-05-27 17:50:00

先日、テレビ番組で、女優 鹿沼絵里さんについて放送していました。

 

美貌のモデル、女優として活躍された絵里さんのご主人は、俳優の古尾谷雅人さん。

10年前、有り余る才能を惜しまれながら、自ら命を絶たれてしまいました。

 

この日の番組のなかで映る古尾谷さんの表情はとても個性的で魅力にあふれ、あらためて

映画界が喪失した才能の大きさを思います。

「まだこれからでしょう」という思いです。

 

番組のなかで、絵里さんが葬儀の会場で毅然とふるまう姿が映りました、

妻がお通夜に参列して、「3つのオレンジへの恋」に戻ってきたあとに、「小さな事件」が

ありました。

どうやら、古尾谷さんか運命の神様が、「10年後」に何かが起こるように仕掛けたようです。

 

亡くなられてから9年目にあたる昨年、絵里さんがまったく突然、「3つのオレンジへの恋」に

顔を見せたのでした。

 

絵里さんはもちろん、私の妻も店のことが忙しくて連絡を取り合えていない時期だったので、

それは本当に奇跡と云ってよいほどの出会いでした。

 

テレビでは、絵里さんの証言をもとに、完全を求めるストイックな古尾谷さんが、仕事の選別が

激しくなって仕事の依頼がどんどん減ってゆき、よきパパから「ハイド」に変わっていった姿が

描かれました。

 

小学校でこども同士が古尾谷さんと同級だったので、私も参観日か運動会のときだったか、

お見かけした絵里さんはサングラスをかけていました。

女優だからだと思っていたサングラスの理由は、あとで絵里さんの手記を読んで知りました。

 

テレビ放送では、さらに絵里さんのご両親についての辛い体験が伝えられましたが、常に支え

になっていたのがお嬢さんや息子さんだったそうで、絵里さんを続けて襲った悲劇のなかで、

同じ年の子をもつ親として救いを感じました。

 

私自身は、不器用にしか生きられなかった会社員時代、ストレスを抱え込んで、家族に、

こどもに厳しくあたっていた苦々しい時代がありました・・・。

 

絵里さんはしばらくの間、「3つのオレンジへの恋」に顔を見せ、それまで言葉を交わした

ことのなかった私も絵里さんと話をするようになりました。

あれほど作品にうるさかった雅人さんが好きだったという洋画の趣味が、私と一致したことが

わかり、嬉しく思ったものでした。

 

いまは、介護ヘルパーとして甲斐甲斐しく働く絵里さんの姿が伝えられましたが、番組内で

淡々と語る姿は美しく、テリー伊藤さんも「是非、また、女優として戻ってきてもらいたいね」と

云っていました。

むべなるかなです。

 

来店したときに、絵里さんの嗜好品にかかわる小物がついた、お揃いのキーホルダーを

ひとつお渡ししたところ、ご長男が気に入ってしまい使っているとのことでした。

「パパとおそろでなくて残念だったね」と云われました。

絵里さん、是非またお顔を 見せてください。

 

(関連ブログ)

    「3つのオレンジへの恋の物語・・・オムライス屋さんのお話」から

        13/1/4  「(古尾谷さん)不思議の輪の完成」

        12/6/1  「フルオヤさんとの不思議」

        12/2/21 「フルオヤさんのこと」