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2018-01-25 14:18:00

少々刺激の強い題名、きわどいセリフと演技の連続。

必死でついてゆかねばならいほど、スピード感あふれる目まぐるしい展開。

小気味よいセリフの砲弾が次々と炸裂する。

猛毒の中に蓮の花が咲いていた。

そうか、これが「つかこうへいの芸術」なんだ。

 

つかこうへいさんの名作舞台を初めて「体験」しました。

舞台は劇団の稽古場で、背景も床も黒一色、照明意外にセットはないので、役者の演技がいっそう際立ちます。演技力のみに支えられた舞台です。

この夜は、途中休憩なしの2時間ぶっ通し・全10回公演のちょうど折り返し点。

昼の部もこなして、役者さんの疲れもピークに達していたようですが、研ぎ澄まされた集中力は最後まで失われることはなく、演者よりも多かったという観客を惹きつけてやみませんでした。

 

物語の中に「鮭の子」の「スズ子」ちゃんが登場していました。「スズ子」ちゃんは捨て子で、ほんとうは「鮭の筋子ちゃん」なのですが、「スジ子」ではストレートすぎるので「スズ子」になったのです。

 

翻弄される「スズ子」ちゃんに(登場人物全員がそうなのですが)、フラメンコ「赤い蝋燭と人魚」(小川未明作)を髣髴とさせるストーリーを感じました。

2016年10月、「3つのオレンジへの恋」目の前の小野記念ホールで、鍵田真由美・佐藤浩希フラメンコ舞踊団による名演を初めて目にして、その芸術性の高さに感動したものでした。

 

ピリピリとするフグの毒のように、尋常ではなかった昨夜の「つかこうへい体験」もまた。

主役の岡山直樹さん・針生あす華さん、ほか全員のエネルギーのボルテージは、それはそれは凄まじいものでした。

 

Gフォースアトリエ公演「寝取られ宗助」は1月28日までとのことです。

寒い冬の時期、「3つのオレンジへの恋」の「石焼きオム」とともに、「熱い味覚」をお楽しみください。

 

 


2018-01-15 16:12:00

昨年も皆様からたくさんの「美味しかった」と笑顔をいただきました。

 

都合により例年より遅い開店となってしまいました。

 

「箱根駅伝」の下馬評では、早稲田は有力校扱いされていなかったのに、見事3位に食い込むことができ、ご同慶の至りです。

 

しかしラグビーの方は何とかならないものか。

大学選手権では「対抗戦グループ」の明治が久々に頑張ったものの、優勝がかからない伝統の「早明戦」や「早慶戦」の熱戦は寂しい。

 

 1970年の創部だという新進の帝京大ラグビー部は、記憶違いでなければ、かつて早稲田大学ラグビー部が教えを請われて、「先輩校」として指導していたはず。残念ながら早稲田が見習うべき立場になって久しい。

 

両校監督の言葉によると、駅伝の青山学院大学と帝京ラグビーに共通するのは「風通しのよさ」らしい。そして一人一人が自分の頭で考えてゆくという姿勢。食事・トレーニングも一体となった科学的・総合的な取り組み・・・早稲田にそれがないとは決して思わないのだが。

 

最近では「有力選手」 リクルートの困難もあるだろうし、四六時中背負わざるを得ない、ときに押しつぶされそうになるであろう伝統校ならではの責任・期待の大きさ・苦労は察してあまりあります。

さりながら、メディアを通じてこれほど「両校の様子」もわかっているのに、もう少し何とかならないものかと。

 

「新年の祈り」です。

 

そして「3つのオレンジへの恋」もよろしくお願いいたします。

 

 


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