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2016-07-28 14:50:00

夕暮れどき、息子夫婦のマンションを訪ねたとき、隣接する家庭菜園の土地にトンボが飛翔していました。菜園は結構広くて薄暗くなってきていために、車の車窓からは全体がよく見えませんでしたが、「群舞」というほどの集団でもなかったようです。

 

このとき、トンボの種類は見分けられませんでしたが、菜園の豊富な緑に群がる子虫を狙ってやって来るのでしょう。まったく予期していなかった自然のこの営みに、いまどき、幼虫のヤゴが生息するようなきれいな水辺があったのか!という驚きとともに、少々感激した次第でした。

 

私が子供のころ、世田谷の、今はない「三宿田んぼ」に群舞するトンボの群れを目にしました。緑の多かった自宅の庭にもトンボはやってきました。お馴染のシオカラやムギワラ、まだ色付かないナツアカネ。愛らしい糸トンボもやってきました。そこに大型のギンヤンマやオニヤンマが悠然と飛翔する姿は、神々しさすら感じさせました。

 

今日、梅雨が明けたようで、水不足は心配ですが、夏が来るといよいよ若者が集うオープンキャンパスです。

 

早稲田の美しいお花畑、「3つのオレンジへの恋」で、あなたも是非若い翅を休めてみてください。

 

 


2016-07-14 14:37:00

30代の男性から、いつからやっているのと訊かれました。
早実~早稲田のOBだそうで、久々に社会人として学びに来たのだと。

「3つのオレンジへの恋」が2002年にオープンしたとき、王選手も通った校舎は店のすぐ近くにあって、大学の教室として使用されていたが、早実高はすでに移転していました。

それでも「ハンカチ王子」斎藤君が甲子園で優勝した日、偶々インタビューを受け「地元早稲田」商店街の私と、近くの衣料品店のおばさまのコメント映像が、夜7時のNHKテレビニュースで放送されました。私は、斎藤君の熱投に「とんでもないことをやってくれました」と絶賛したのですが、その後のニュースではおばさまのコメントのみが繰り返し流されました。私は照れくさがりで、テレビに出たい願望はないが、「とんでもない」を否定的に悪く取る人がいたのだと思い、ちょっと残念でした。

久々といえば、昨夜の「ラジオ深夜便」で、往年の日本の歌手によるシャンソンを聴きました。
石井好子、高英夫、岸洋子、芦野宏、越路吹雪、そして可憐だった中原美沙緒。


美沙緒さんは、テレビドラマ「あんみつ姫」にも出演していてよく見ていたと、アンカーの石澤典夫アナウンサー。あの時代・・・昭和30年代・・・小学校から中学、高校にかけて、私の淡い思いにもつながる。

中原美沙緒さんは挿絵から抜け出したようで、品のよい声がまた可愛らしかった。お馴染の「河は呼んでいる」を懐かしく聴かせてもらった。

♪ 小さな庭を真ん中に━━━当時、初々しかった十朱幸代さんが出演し、すっかりお茶の間に定着していた人気番組「バス通り裏」の健康的な主題歌も中原美沙緒さんだった。

 

先日訃報が伝えられた永六輔さんは、「夢で会いましょう」など、この頃からテレビ・ラジオで大活躍だった。永さん、中村八大、大橋巨泉、野坂昭如、五木寛之・・・あのころ早稲田は中退しないと大物になれないと結構本気で伝えられていた。青島幸男や野末陳平は卒業したそうだが、早稲田がマスコミ、メディア界を席捲していた本当に凄い時代だった。

この日の「深夜便」のシャンソンは、日本語の歌詞がとくに心に沁みた。
カンツオーネと比べると、一見、脱力系のように思ってしまう曲を、こどものころは何気なく聴いていたが、この夜あらためて耳にして、みなさんの歌唱に舌を巻いてしまった。芦野宏さんの「サラダの歌」も、久々に楽しく聴かせていただいた。

睡眠のリズムがあって、「ラジオ深夜便」はなかなか定期的には聴けないが、たまにサイクルが合ったときに、素晴らしい贈り物がある。


(付記)

 この記事を書いたところ、週刊誌に「ハンカチ王子」の記事が載ったようで、「とんでもないこと」でなければよいのですが・・・。

 

 


2016-07-01 15:08:00

高校生や受験生だったころ以来の、ラジオの力をあらためて見なおしています。

 

最近の朝のNHKラジオだったと思いますが、リスナー(母親)が、今日は雨が降るからと、たまたま自分の女性用の傘を小学生の息子に持たせたそうです。その日、息子がびしょ濡れで帰ってきたが傘のことは何も言わず、やはり女物だったことが恥ずかしかったのかと思っていたそうです。

 

すると翌日、可愛らしいお嬢ちゃんが傘を借りたお礼を言いに来たそうです。その傘を広げると陽に干した匂いがしてきて、少女の家の空気も伝わってくるようだという内容でした。一瞬一瞬の視聴率狙いの過激なテレビでは決して味わうことができない、「ラジオならではの温もり」でした。この子は小学何年生だったのか、もし私だったら傘をさして「小さな恋人」を家まで送っていったであろうか。

 

これはもうかなり前のことになりますが、西日本のある大学の医学生(医師?)が、中学校に進学(他校への転校?)したときのこと。

当日までまったく内緒にしていたが、小学校の同級生たちが新しい学校の正門前に集合して彼を迎え、入学する彼のことをよろしくと温かく見送ってくれたそうです。さらに同級生の一人が新しい学校の朝礼の場に立って、彼の病気ことを語ったと思いました。彼は難病で、日光に当たると大変危険な状態になってしまうことから、いつも特別な服装、恰好をして身を守らなければなりませんでした。

 

彼の担任の先生が立派な教育指導を行ったので、周りからのイジメやからかいに対し、クラス全員で彼を支えて守ったといい、今でもみんなで集まっているそうです。このことは以前にも一度書きましたが、「ラジオ深夜便」でこの放送を枕元で聴きながら、私の目がしらが熱くなりました。今もこうして書いていてもまた涙ぐんでしまう・・・この教師にこの生徒たち、これぞ学校教育の神髄だと思います。

 

これは数日前のことです。

「3つのオレンジへの恋」に男女6人の中学生がやってきました。六人分・・・修学旅行生かと思われたので、集合時間が迫っていないか尋ねると、なにやらムニャムニャ言っているのです。

頼んだのはデザートひとつだけで、バイトの女子も困っているので、私は、社会勉強のためにと、心を鬼にして、お店は公共スペースではないので、一応一人ひとつで注文お願いしますよ。お小遣いも大変だろうから今日はいいけど、今回の旅行の反省材料としてよく考えてねと言いました。

 

申すまでもなく「3つのオレンジへの恋」の美味しい食事、快適なスペース、水の提供等のサービスに至るまで、すべてはお客さまから頂く料金で成り立つもので、家賃、光熱費、人件費、材料費、設備代金など諸経費を賄っているのですから、社会の仕組みを学んでもらわなければなりません。

 

しかし結局、彼らが注文したのはアイスクレームブリュレ二つだけ。

「美味しい!」というひとことは聞こえてきましたが、何故か終始ニコニコしている子もいるのにシャイなのか、みな禁じられたように言葉を発しないのです。

 

このとき、敢えて学校名は聞かなかったが、県名だけは聞いてみました。

わたしは「オープンキャンパスで早稲田に来たらまたお出で」と送り出しましたが、どうも腑に落ちないところもある。もしや障害・ハンディのある生徒たちではなかったかと。そうであれば社会のマナーとは別に、いたわりの精神も必要だ。しかし付添いの先生もいなかったし・・・ウ~ン。

 

このことをNHKのラジオに投稿したら、M県でも放送されて、あのときの生徒たちにおじさんの思いや気持ちが伝わるだろうか。

やはり学校名を訊いて置けばよかったのか・・・。

 

 (お知らせ)

   申し訳ありませんが、7月1日は臨時でお休みさせていただきました。

   都合により来週半ば6~9日もお休みの予定ですので、よろしくお願いいたします。

   

 


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