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2014-06-24 15:07:00

私が早稲田法学部にいたころ、クラスは違ったがとても気が合う学生がいました。

 

「創法会」の新歓の席で知り合ったのですが、お互いそのあと、会はすぐやめてしまいました。しかし、ほのぼの感のある彼には、何かの縁を感じていました。

 

信州松本で大学の先生を勤めている彼は、以前私が「早稲田学報」誌に掲載させていただいた拙文を見てくれていて、早稲田に立ち寄った際にはにこやかな顔を見せてくれるようになりました。

 

「早稲田学報」のおかげで、卒業後はまったく音信のなかった友に、何十年ぶりで会えたなつかしさは格別でした。

「如水」のように付き合いは淡かったのに、慕ってくれる気持ちは嬉しいものです。

 

最近顔を見せてくれた彼は、横浜にある大学の先生になるとのことで、今度はゆっくり飲めるねと喜びました。

 

住まいは引っ越さずに信州のままだそうで、住み良いところのようです。東京を離れられない我が身には、ちょっとうらやましい気がします。

 

先日はまた、教育学部の4年間、当店でバイトをしてくれたリコちゃんが久々に仙台からやってきてくれました。

いまは、毎日元気にケーキとパンの製造販売をしているというリコちゃんは生き生きしていました。

 

家内はバイトの女子学生をみんな「〇〇ちゃん」と呼んでいますが、私は、おじさんが〇〇ちゃんと呼ぶのもためらわれ、バイトの女子学生を苗字で呼びます。

しかし、リコちゃんだけは苗字で呼ぶと別の人のように思えるのと、呼びやすいこともあって例外です。

相変わらずの、爽やかリコちゃんでした。

 

 今日は何という偶然か、大学構内で一台の西武観光バスから降りてきたのは、何かのつながりを感じる大宮開成高校生たち。早稲田大学の見学訪問に来たもので、ジャスト一瞬の場に遭遇しました。

このときも、友が遠方より来るの気がしました。

 

「会えてよかった ワン!」

店頭に飾ってある、同高生ゆかりの手作りワンちゃんとパンダの顔が、今日は特別喜んでいるように見えました。

 

 


2014-06-23 14:10:00

先週末、当店目の前27号館のギャラリーで開かれていた 「伊藤卓美木版画講座 作品展」が終りました。

 

オープンカレッジ講座授業の作品発表会で、同ギャラリーではこれまでにもいろいろな展示会がありましたが、行こうと思っているうちに終わってしまったことも度々でした。

 

今回は出展者のお一人が当店に見えたことから、私も是非行こうと思いました。

 

版画作品展を目にしたのは初めてでしたが、絵画とはまた異なるぬくもり、温かさがありました。

下絵を描き、版木を削って、何度も刷り上げて完成させるのですから、作者の思いが強くこもっています。

 

窯の中から出てくるまで出来上がりがわからない陶器の釉のように、僅かなことで絵の具と材質の刷り上がりの色が微妙に違ってくるそうで、飽きることがないと云います。

 

展示された作品には、始めてまだ間もないひとからベテランまで、それぞれに味わいがありました。

 

小学校の図工以来、版画に接したことはなかったので、お店に来られた方の解説が大変参考に

なり、熟練の技には感心させられました。

 

落ち着いた風格のあるコーナーは、やはり指導者の作品でした。

 

2005年の竣工以来、これまで、早稲田に関する多くの夢と知識と感動をくれたギャラリーでしたが、どうやら27号館の模様替えで、近々事務所になってしまうそうです。

 

今回の版画展も忘れられませんが、これまでのいくつもの絵画展、中でも「源氏物語」の世界を独特の感性で描いた今吉淳恵さんの幽玄の美や、早稲田が生んだ巨星 寺山修司の作品展等イベントの数々。

 

早稲田大学125周年の年、ギャラリーで早大生協カレンダー原画展が開催された際、「3つオレンジへの恋」を特別に気に入ってくれて、当店内に作品を展示することを快諾してくれた中喜一さんと生協さんのご厚意。

 

強烈だったのはある展示会で一瞬垣間見た、女優と思われる演者のパフォーマンス。

ギャラリーの会場で、あるときは床に横たわり、あるときは展示されている作品と鋭く対峙しながら、またある時には幽閉された姫のように窓ガラスから呆けたように外を見渡す、妖しくも奔放な姿を見せてくれた、あの謎の女性も忘れられません。

 

あのギャラリーは、一体どこへ行ってしまうのだろう。

もう、「思い出のギャラリー」になってしまうのが残念ですが、ともかくも、これまでのご縁に感謝する次第です。

 

 


2014-06-20 13:13:00

目の前の大学27号館。植栽の樹木や植え込みの枝葉がずいぶん伸びていました。

 

大隈講堂に続く「奇跡の通路」から当店を望むと、「トンネル」開口部は、その縁を緑の葉に

蔽われて、ひと一人がようやく通れる幅に狭ばまってしまいました。

 

12年を超える歳月風雪に耐えた「3つのオレンジへの恋」の外観は、「緑の額縁」の中で、

森の中の、まるで宮崎アニメの一場面を見るように深みを増していました。

 

「ここはジブリ系だから好きだ!」

以前、ある男子学生が云っていました。

 

一人の女子学生は云いました。

「私、ここに 住みたい!」

 

もしかすると、アリエッティのような可愛い妖精がもう住んでいるかもしれません。

お客さんの扮装をして、妖精はやって来ているのかもしれません。

 

この景観。

私は気に入っていたのですが、ここ3~4日のうちに、豊かだった緑の枝葉はバッサリ切られて、すっかり丸坊主になってしまいました。

 

近隣の住人から落ち葉のクレームがあったために、伐採することになったのだそうです。

 

当店でも、店の前の大量の落ち葉の清掃は大変なのですが、緑の恩恵にもあずかっているので、時にはため息をつきながら片付けていました。

 

いまは一本の棒のようになった木々を見て、あらためて緑の持つ癒しの力を思います。

 

これから迎える暑い夏に、木陰がなくなるのは残念ですが、植物の持つ強い生命力で、早く涼しい緑陰、「アニメの世界」を再現してもらいたいものだと思っています。

 


2014-06-16 13:11:00

感動、感激を最初に伝えたい、話し合いたいひと!。

 

夜、テレビで見たドラマや映画、スポーツ放送の感動、感激は、翌日誰かに伝えたくなります。

 

翌朝、好意を持っているひとと、一番に顔を合わせて「昨日、見ました?」、「見た!見た!」

と語り合うと前夜の興奮が蘇り、さらに気持ちを共有できたという、新たな喜びが増幅します。

 

アメリカの往年のテレビドラマ「アンタッチャブル」という番組の存在を教えてくれ、シリーズ中、

絶対に笑わないクールでニヒルなエリオット・ネスが唯一笑った回の放送翌日、その興奮を私に

真っ先に伝えてくれたひと。

 

ミシェル・ルグランの名曲と、若き日の美しきカトリーヌ・ドヌーブに涙した映画「シェルブールの

雨傘」が放送された後、感動を語り合ったひと。

 

自分一人でも感激感動はできますが、語り合えるひとがいないと寂しいものです。

 

会社に入ると、映画やスポーツ放送の感想を、無難な挨拶代りに話し合うことがあります。

会社の中のこと、たまたまあまり心の通わない相手だと、感動も減殺されてしまいます。

このたいせつな話題は「こいつ」と一番で話したくはなかった!。

 

昨日のサッカー日本は、長友が、香川が、岡崎が目立たなかった、躍動していなかった。

 

今朝、職場で、学校で、多くの「残念」が語り合われたことでしょう。

 

次の対ギリシャ戦、力が入ります。

 

「3つのオレンジへの恋」の感動は、是非、大切なあのひとと語り合ってください。

 

(後記)

   スマホやネットで瞬間連絡する現代では、顔を合わせるのもまどろこしく、話し合う喜びは

   もうないのかもしれません。

 

 

 

 


2014-06-12 15:20:00

勝った方が優勝という早慶戦で、早稲田が連敗してしまった深夜。

 

店の前の道を、OBなのか、しこたま飲んだと思われるオジサンが一人、ときに大きな声を張り上げながら、店の前を通り過ぎてゆきました。

 

凶暴性はなかったようでしたが、両手はレジ袋だの、ドリンクやらを抱えてふさがっていて、おぼつかない足取りは絵にかいたような千鳥足、閉じようとする目を必死で開いていました。

 

大きく蛇行しながら、あっ!倒れるか!ぶつかるぞ!と思うと、驚異的な粘りで何とか持ち直します。転ばずに家まで無事帰れるだろうか、車は、階段は、駅で大丈だろうかと、思わず心配するほどでした。

 

そのあとに、今度は若者グループの一人の男子が、しゃがみ込んで大声で「ゲーゲー」と始めてしまいました。苦しんでいましたが、もう胃腋も出ないようでした。

 

向かいの大学側の方でしたが、やむを得ず心を鬼にして「店の前で困るから」と、彼の仲間に言うと、彼はペットボトルの水を流してぺ-パーでかたずけてくれました。

彼のサポートは立派でした。

 

いずれも、早慶戦敗戦でリーグ優勝を逃がし、ヤケ酒をあおりすぎたための泥酔だったのか。

 

私にも過去散々似たような経験があるので、自分の姿を見るようでもあり、あまり偉そうなことは

言えないのですが・・・・。

 

秋の早慶戦は、「3つのオレンジへの恋」 を愛してくれた応援部チアの S さんや、吹奏楽団の

 I さんの最後の晴れ舞台。

 

今度こそ優勝だ!。

 

それでもやはり、みなさん、飲み過ぎには注意しましょう。

 

 


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