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2011-11-14 11:38:00

指揮者、映画監督、プロ野球監督.

男が夢見る3つの仕事だという。

少々前に言われていだが、今でもそうだろうか。

 

まず、プロ野球の監督。

長年にわたり好成績を残しても、、入場者数が伸びない。

監督の人気がないせいだと、契約更新を断られる。

 

V9時代の巨人、川上監督だって「哲のカーテン」をひきサービス精神はまったくなかった。

巨人軍の人気とアンチ巨人組、ON等スター選手の魅力があったから、そのプレー、顔を見たくて

観客は球場に足を運んた。

 

優勝請負人の監督に、いつから人気が必要になったのだろう。

プロ野球の魅力が少なくなったといわれて久しい。

監督のせいだろうか。

 

リーグ優勝したって、翌年に成績不振が続けば、任期途中でアウト。

それどころか、日本シリーズの戦い(負け)次第では即退陣だ。

 

長丁場のペナントレース。

優勝は大変なことのに、優勝だけでは足りない。

そんな難しいことをどうすればよいのか。

あの王さんは、ダイエーが勝てなかった時代にタマゴを投げつけられたが、

怒らないで前向きに考えて、その後につなげることができたそうだ。

人格者の王さんならではで、血の気の多い監督ならけんかになったかもしれない。

 経営者もファンも移り気で気難しい。

 

プロ野球監督など絶対にやるものではない、

 

いよいよ日本シリ-ズ。

ホークスの王さん、悲願の日本一に応援したいし、

落合監督に花を、有終の美も飾ってもらいたいし。

 

 

つぎに映画監督。

俳優やスタッフを使って自分の美学、哲学、人生観を映像で繰り広げる。

うまくいけばアカデミー賞、永遠の名画に。

 

昔は、下済み、助監督からの叩きあげで監督になるのが普通だった。

いまは俳優、タレント、芸人、作家、歌手、誰もが映画監督をする。

やはり、男が「やりたい仕事」なのだ。

 

しかし、「失敗作」となると大きな負債が残るのだろうか。

そちらを心配してしまう。

 

それにしてもBS放送やDVDで見る往年の名画、洋邦問わず、素直に良い。

クラシック音楽といっしょで、映画という芸術ジャンルで、優れた技法はすでに完成し、

出尽くしてしまったようで、これから新たに映画を作るひとは大変だ。

それでも、つぎからつぎに製作される。

飽くなき挑戦にはエールです。

 

 

最後にオーケストラの指揮者。

100人前後の、腕に自信のつわもの相手に、自分の音楽を作りあげなくてはいけない。

団員はみな強烈な自我と音楽観をもち、プライドのかたまりだ。

 

先日、NHK「プロフェッショナル」で、指揮界の巨匠、炎のコバケンこと小林研一郎氏と、

映画監督北野武氏が対面した。

 

少年の日、ベートーベンの第九に感激して作曲家を目指したという小林さん。

その音楽は聴くひとのこころを打つ、世界でも数少ない指揮者です。

バーンスタインやカルロス・クライバーの指揮は、後ろ姿より前から見たいが、

小林さんは後ろ姿で感動させることができるのだから凄い。

 

その練習風景を最上席で聴いたタケシさんがうらやましい。

小林さんの「うなり」がすごかった。

コバケンの「モルダウ」に座頭市が涙していた。

 

タケシさんは小林さんの腰が低いことに驚いていた。

映画監督はもっとえばっているといっていた。

黒澤明は天皇と呼ばれていた。

 

そして、監督は何でもない仕草が、何かしら意味があるんだろうと勝手に思われるといっていた。

会社でもそうだ、偉い役員の所作言動は何か深い意味があるように思ってしまう。

上下、力関係が作用する。

 

指揮はそうはいかない。自分の意図をしっかりと伝えなければ音楽がつくれない。

団員から信頼を得なければオーケストラは動かない。

耳の肥えた聴衆を満足、感動させなければならない。

 

オーケストラ自体に力があるのは明白だから、演奏会の失敗はすべて指揮者の責任である。

指揮者は評判を落とせば仕事は来なくなる。

大勢の聴衆の前で試される。

高レベルの技能集団の命運、評価を一手にあずかっているのだ。

こんな恐ろしい仕事はない。

 

ついでに、こどもの夢のひとつ、大会社、上場会社の社長、会長も止したほうがよいようだ。

ろくでもない事件が続く。

 

ところでオムライス屋さんはどうだろう?