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2017-07-08 18:04:00

高速台風3号が過ぎ去った7月5日の朝。

早朝のラジオ番組で、生島ヒロシさんや寺島アナウンサーが、しきりに今日は空気が澄んでいると言っていたので、もしや?と、屋上に出てみると、水の中にあるような富士の山が見えました。

 

北風が塵を吹き飛ばす真冬には、東京でも白く眩い富士を目にすることができ、まれに4月や5月にも姿を見せることがありますが、7月に入ったこの日の霊峰は薄い藍色で、幾筋も、縦に大きく刻まれた谷には前夜降った雪が白く、再び荒れ模様を告げるかのような雲の塊を擁していました。まるで北斎の浮世絵の世界のようでした。

 

一方で、大気には水蒸気が満ちみちているのに透明度が高いという、滅多にはない気象条件の下、青い富士は、「映像の詩人」タルコフスキー監督の作品「惑星ソラリス」の中の、「水を通して眺める風景」のようでもありました。

 

いよいよ本格的な暑さがやってきましたが、「3つのオレンジへの恋」 では、今日も「瑞々しい食感」を提供いたしております。

 

この記事をアップした日、富士山がより近い中央線武蔵境から、暑さをものともせずロード用自転車でやってきた男性客が━━50代後半でしょうか、3時間はかかったそうで、復路は2時間でと言っていました。

もうかなり前のことになりますが、やはりロード用の自転車で、奥様にオムライスを届けるのだと、何回か杉並から環八経由で通ってこられた初老の男性がいましたが、この日の「武蔵境」は、おそらく「3つのオレンジへの恋」までの「最長自走記録」です。