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2017-04-12 13:18:00

聴くたびに歴史と旅愁を感じる「鉄道唱歌」。

先日、BSテレビでこの曲を取り上げていました。

二人が競作したので曲が二種類あることは知りませんでしたが、テンポ、リズム感、親しみやすさなど一般に知られている方に軍配です。

 

「鉄道唱歌」の歌詞は、何と全6集374番まである(!)ことも驚きですが、この日は「第1集 東海道編」で新橋から熱田駅までが紹介されました。

 

一つ一つ詠みこまれている歌詞の意味や背景は、大人になった今もすぐにわからない部分があるが、番組ではひとつひとつその意味を解き明かしてくれ、大いに啓発されたものでした。日本古来の歴史や風物、当時の近代日本の様子を、親しみやすさの中にも格調を保ちながら、簡潔に且つ雄弁に語っている作詞の技法にあらためて感心しました。

 

番組の終わりの方、31番で歌われたのは、「家康のふるさと」の地である「岡崎」でした。

家康が桶狭間の戦いの後、命からがら逃げ込んだというゆかりの寺、八丁味噌と幼い日の秀吉ならではの機転の秘話など、見どころ逸話がいっぱいでした。

 

「岡崎」といえば、このHPとリンクしているブログ「オムライス屋さんのお話し」に載せている、「絵本 わたし美術館」の作者の一人、今春、教育学部を卒業した女子Sさんの「ふるさと」でもあります。Sさんのおかげで岡崎の地が急に身近になりました。

今度見えたら、「鉄道唱歌」やこの番組の感想を話しをしてみようと、楽しみにしています。

 

文明開化の時代、西洋からいち早く鉄道を導入し、当時の様子を「鉄道唱歌」というかたちの「文字と音楽」に遺したことは、最新の新幹線に至る高度な鉄道技術とともに、世界に誇れる日本の宝だと思います。

 

一方で、ミッキーやドラエもん・キティちゃんで「やった」ように、長年の技術開発の結晶である、あの流線型の独特の車体デザインをパクったり、まるで大失敗をしでかした子供のように、一刻も早く目の前から「証拠」を消し去ろうと、事故車両を地中に埋めてしまった国もありました・・・「鉄道唱歌」の作詞者である大和田建樹さんは天上で何を思ったことでしょう。