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2016-09-10 13:06:00

教育テレビで鶴見の総持寺が取り上げられ、ピカピカに磨き上げられた長い渡り廊下が紹介されていました。

こどものころ、法事で両親家族や叔母、従兄らと訪れた際、その長い廊下を見てつい走りだすと、靴下履きの足が滑って怖かったものでした。チリひとつなく黒光りする廊下は、修行僧が四つん這いの雑巾がけの姿勢で、真直ぐに一気に走り抜けて磨き上げていたのです。その作業をこなすには運動部並みの厳しい鍛錬が必要なことがわかりました。

この日の放送では、墨染めの衣を纏った若い修行僧集団がその廊下を無言のまま足早に移動していた、こども心にも何か冒すべからず雰囲気を感じた光景も見ることができ、幼かった日の記憶が蘇りました。

 

別のニュース番組では、パリと青山表参道の街角で、それぞれビニール袋を手にしてゴミ拾いする人達が紹介されていました。

パリでは一人の日本人女性が見るに見かねて始めたそうですが、初めは珍しがられ、清掃作業に携わる人たちの仕事を奪うという批判すらあったそうです。黙々と続け、やがてパリっ子にも理解されて賛同者の輪も広がり、ゴミが散らかっていた街並みも綺麗になってゆきました。ゲンキンなもので、清掃作業に携わるオジサンたちは、自分の職が奪われないとわかるとどんどんやってくれと歓迎する様子には吹き出してしまいました。

 

表参道でも、散らかされる街並みに頭を痛めた地元の方がいろいろとアイディアを出して、清掃作業の賛同者を増やしてゆきました。今ではボランティア活動に、東京だけでなく全国からやって来ると言うのですから驚きです。清掃活動を通じてカップルも誕生したそうで、ちょっといい話です。

 

以下は一度書いたことがありますが、「キレイ」関連であらためて。

 

私はまだ一度しか目にしていませんが、早稲田にもビニール袋片手に大学周辺を清掃する女子の小グ-プを見かけました。若い彼女たちがとても立派に見えました。今度見かけたら何か差し入れをしてあげようと思っているのですが・・・。

 

「3つのオレンジへの恋」の前の小道は、大学周辺の中でも小ギレイな通りだと思っていますが、ときどきガックリくるほどゴミが散乱していることがあります。

地元のゴミ出し場は一般用ではないのに、通行人が無造作に棄てていくこともあれば、いい加減なゴミ出しのため、カラスや犬猫が喰い荒らし、それを車が道路いっぱいに拡散して、目も当てられない状態であったことも度々。

店の前にタバコの空箱、包装セロハンや銀紙、吸い殻・灰・・・ときには副流煙も、いつも迷惑千万な喫煙の痕跡を残してゆく方もいます。法曹の世界に関わる(関わろうという)方なのか・・・喫煙は大学構内の指定場所で願いたいものです。

 

区の清掃業務の方も一生懸命やってくれていますし、私も及ばずながら通りの美化の努力をしていますが、ここにもパリや表参道のような若者がいたのです。

大学の清掃業務に就いている一人の若い男子職員は、「持ち場」以外なのにコンビニ脇のゴミや(「ちょっとコンビニさん!!」」)、私が「そこはいいから」と言うのに黙々と「3つのオレンジへの恋」の前も掃き清めてくれます。朝やってきて、店の前や通りがキレイだと「 彼」かなと思い、街や道をキレイにしてくれている「人」を思います。

街並みや道路、公園などがキレイなのには理由があるのです。