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2016-01-30 14:20:00

ある日のことでした。

その日、初めてやってこられた一人の熟年女性は、思ったところを率直に話される方でした。

 

最初に曰く

     「やさしくてとっても接客の態度がいいですね」(テヘ!自身はないがわたしのことです)

     「学校の先生みたいに見えるわ」(先生ではないが、昔はサラリーマンだったんですよ)

      「お店の中も可愛くてきれい」(そうなんです)

 

また曰く

     (先日、高田馬場方面などいくつかの店に行ったそうで)

     「いくら外観や店内がきれいでも、味がよくなければだめよね」

     「たとえ美味しくても、店の人の態度が悪かったりそっけないと台無しね」

 

 そして帰り際に、満足そうにこういわれました。

     「オムライスもコーヒーもクレームブリュレも、みんなとてもおいしかったわ」

     (よい材料を使って、ごまかさずに、ひとつひとつていねいに作っているんです)

 

「3つのオレンジへの恋」は個人商店なので接客マニュアルなどあるわけなく、私も家内も振り返って恥ずるところが無いかと言われれば、自信はありませんが、この度のお言葉は、店、特に飲食店を営むものにとってまことに至言でありました。

 

この、少しご年配の女性は決して華美な服装に身を包んでいるわけではなく、ご容貌や言葉遣いなども、少し多めのお持物もみな庶民的なものでした。

私は、こどものときに読んだ昔話に出てきたように「神様」が身を変えて現れ、試し諭されたのだろうかと思ったことでした。