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2016-01-19 16:40:00

センター試験一日目は冷え込みがきつい日でした。

土曜日ということもあったのか、お馴染みの方が何人もお見えになりました。

 

チアリーダーとして活躍し、昨年、社会に巣立っていったSさん。

現在関西方面で働いているが、家を離れたのは初めてで、少しホームシック気味。しかし、職場の人たちは良い人ばかりだそうで、ふつう、仕事上の大きな悩みのひとつが「人間関係」であることを思えば幸せだとおもうよと、私・・・。空気がとてもきれいだという山の中にある職場・・・そのせいか美人になったようです。貴重な体験を積んでいる若い彼女には、まだまだ無限の可能性があります。

 

文学部のT先生もお見えになりました。

私が高校時代の、亡き恩師のご縁で知遇を得た心優しいT先生は、文学部で教べんをとる傍ら、自ら農耕の作業もされています。体を動かさずに不健康な私に比べ、知と労働の、うらやましいほど充実した生活を送られている先生からは、丹精を込め汗水を流したひとのみが手にできる、貴重な収穫物を頂いて恐縮しております。

 

私と同年代のKさんも。

Kさんは、私が高校や浪人時代に時代に聞いていた深夜ラジオ放送の名パーソナリティであった大村麻梨子さんの番組に、それぞれ「ゲスト出演」したという共通項があります。以前書いた私のブログをご覧になって、数年前に初めて訪ねてこられました。

穴があったら入りたい・・・若気の至りで、「出演」した際にはそれぞれに赤面の思いがあることも共通していました。Kさんは、私の出演回を録音されており、わざわざCD化してプレゼントしてくれたのでした。

この日は久々の対面でしたが、麻梨子さんから私に届いたメールのことや、Kさんが企画しているという麻梨子さん関連のサイトについて話が盛り上がりました。Kさんのそのサイトは、きっと麻梨子さんご本人もご覧になられることだろうと思います。

 

 

いつも温かなお心遣いをいただいており、エッセーの名手である女性、Yさんも来店されました。

 

私たちが育ってきた時代は、趣味や嗜好、分野ごとのジャンルが現在のように多様化していなかったので、音楽や映画・テレビ番組、文化・芸能、社会の出来事について、年代を越えて、思いや価値観が共通しているようです。世界や日本文学の名作の数々、ロマンシズム溢れる、現在では古典になってしまう往年の洋画の、何度目かのリバイバル・ロードショー、あちこちにあった名画座によって、私たちは親や先輩たち世代を追体験し、同じ感動を味わったものでした。歌謡ヒット曲もスターも、全国のお茶の間共通でした。ちゃぶ台を囲みながら一台のラジオに聞き入り、やがては同じテレビ番組を親子家族で楽しんだものでした。

 

Yさんが描かれた世界は、あの時代の思いであり、少なからず私の思いでもあります。私の「旧い思い出」も、Yさんにどこかで重なることでしょう。「旧いクラスメート」が目にして懐かしんでくれればよいのだが、と思っています。

 

Yさんがおられたとき、店内には二人の男子中学生がいました。中学三年だというが、制服が少し大きめに見えるふたりは、清潔感が溢れる初々しい少年たちで、Yさんは、この二人を目にされて大きく心を揺さぶられたようでした。私も、あらためて彼らの時代の自分のことや、クラスメート・女子たちを懐かしく思いだします。

 

千客万来ならぬ、好客万来の一日でした。このような方々とお会いできて本当によかったと思えた一日でした。